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商品説明
虚無に向かって、忘却に逆らって歌うこと。東西の神話、ベックリーンの絵画、シベリウスの音楽、ボードレールの文学などを共鳴させる福永武彦最後の長篇『死の島』。「魂の死」をめぐるこの小説を、トポスを通じて開かれた世界として読み直す。
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収録内容
1 | 第1部 死の島の方へ(小説の方法 |
2 | 小説家の形成 |
3 | 孤独と深淵) |
4 | 第2部 死の島というトポス(「死の島」の北方性 |
5 | 橋と艀 |
6 | 死の色としての白) |
7 | 終章 オルフェの目覚め |