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商品説明
中上健次はそこを「路地」と呼んだ。「路地」とは被差別部落のことである。自らの出身地である大阪・更池を出発点に、日本の「路地」を訪ね歩くその旅は、いつしか、少女に対して恥ずべき犯罪を犯して沖縄に流れていった実兄との幼き日の切ない思い出を確認する旅に。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
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収録内容
1 | 和歌山県新宮 |
2 | ルーツー大阪 |
3 | 最北の路地ー青森、秋田 |
4 | 地霊ー東京、滋賀 |
5 | 時代ー山口、岐阜 |
6 | 温泉めぐりー大分、長野 |
7 | 島々の忘れられた路地ー佐渡、対馬 |
8 | 孤独ー鳥取、群馬 |
9 | 若者たちー長崎、熊本 |
10 | 血縁ー沖縄 |
11 | 旅の途中で |