ブラームス: 《美しきマゲローネのロマンス》
ペーター・シュライヤー(テノール)、アンドラーシュ・シフ(ピアノ)、ゲルト・ヴェストパール(朗読)
ペーター・シュライヤー(テノール)、アンドラーシュ・シフ(ピアノ)、ゲルト・ヴェストパール(朗読)
CDアルバム
ブラームス: 《美しきマゲローネのロマンス》
ペーター・シュライヤー(テノール)、アンドラーシュ・シフ(ピアノ)、ゲルト・ヴェストパール(朗読)
3718円
ポイント | 10% (371p) |
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発売日 | 2017/10/16 発売 |
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商品説明
ブラームスの歌曲集「美しきマゲローネ」、シュライアーとシフという豪華な顔ぶれによる貴重な録音の登場。1997年モントゼー音楽週間でのライヴ録音です。モントゼーは、ザルツブルクから東に30キロほどのモントゼー湖畔に位置する風光明媚で美しいバロック建築の教会が建つ小さな町。1989年以降、ザルツブルク音楽祭が終わった後、このモントゼーの地で、小規模ながらも親密な雰囲気の音楽祭が開かれており、その音楽監督を務めていたのがピアニストのアンドラーシュ・シフでした(その後ハインリヒ・シフらが後を継ぎ、現在はアウリン弦楽四重奏団が音楽監督を務めています)。「美しきマゲローネ」はプロヴァンスのペーター伯爵と、ナポリ王女の美しいマゲローネとの恋の物語。プロヴァンスの若い貴族ペーターはある日放浪の旅に出、ナポリの美しき王女マゲローネに出会い、恋をする。ペーターはマゲローネに熱愛を歌う詩を封じ込めた指環をプレゼントし、二人は思いを通わせるようになる。他の男との結婚を強いられそうになったマゲローネはペーターと一緒にナポリを脱出する。旅の途中、二人ははぐれてしまうなどのハプニングがあるものの、最期は二人は結ばれ、めでたしめでたし、となる物語。ティークの原詩は18の詩から成りますが、ブラームスが曲をつけたのはうち15の詩。1869年に美しきマゲローネ作品33として出版されました。曲間を朗読で結びつけて上演されたこの記録、語り手を務めるのはゲルト・ヴェストパール。彼はドイツのTVドラマなどでも活躍していた役者で、「グレの歌」やジャズに至るまで、様々な音楽作品に朗読として参加しておりました。彼の美しいドイツ語が、歌曲の世界をもりあげます。シフのピアノは、リートの伴奏という枠を越えた驚きの素晴らしさ。絶妙の語り口で物語の世界を巧みに描きます。シュライアーの声が若き貴族ペーターになりきっていて素晴らしいのは言うまでもなく、3人の出会いによる稀有な「美しきマゲローネ」の世界が展開されています。