■ ストーリー ■
キノと相棒――言葉を話す二輪車のエルメスは、「人の痛みの分かる国」など様々な国々を転々と旅していく旅人だった。3日間だけその国にとどまり、再び旅立っていくキノたち。旅する国々で出会う人々は、その国の習慣を語り、文化を漂わせ、矛盾の中に身を置き、喜怒哀楽をあらわにする。 しかしキノは、クールにその物語に自ら答えを出すこともなく、ただ「そうなのだ」として国を後にする。 なぜなら、彼らは「旅人」なのだから―――。 |
現代社会にも通じる矛盾を象徴するような様々な習慣や文化を、その独特な視点と美的センスに富んだ物語で展開させる「キノの旅
-the Beautiful World- 」。現在小説では6巻まで出版されている(2003年4月現在)。 救われない物語もあり、ほんわかする物語もあり、様々な国の紀行、キノのスタイルやエルメスの問い、矛盾に満ちているが、それ故に美しい世界が目の前に広がる。そんなところが「キノの旅」の人気の秘密ではないだろうか。 世の中の矛盾を物語に置き換え、しかしそれを説教するでもなく、そういうこともあるのだと「視野」を「提供」する。考えるのは、視聴者や読者なのだ。しかしそれを感じさせない。そんな押しつけがましくない世界観を監督・中村隆太郎が描き出す。「Serial Experiments Lain」で虚実の世界を独特な技法で描いた彼の手腕が、スタイル重視の「キノの旅」をクールに独創的に描く。 |
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