忍者ハットリくん

◆ストーリー◆

伊賀の山奥から修行のため街にやってきた、忍術の達人で、ちょっと時代錯誤ぎみの少年忍者“ハットリくん”はケン一くんの三葉家の居候となっている。正体を隠してケン一と同じ学校に通い、忍者猫の影千代を従えた甲賀の少年忍者“ケムマキ”と“ハットリ”の忍術くらべは、ハットリの弟“シンゾウ”や忍者犬“シシ丸”、ケン一のガールフレンドの夢子たちを巻き込んで、いろいろな事件へと発展してゆくのであった。


1981年9月28日〜1987年10月15日に日本テレビ系で放映された「忍者ハットリくん」。藤子作品ではドラえもんに続く長期間ＴＶ放映された人気作品だ。

大人気の「ドラえもん」の後時間帯移動とともに、後番組として月曜から土曜までの帯のわくで放映され、「ドラえもん」に負けぬ長期放映の人気作となった。その後ＴＶゲームなど、様々な商品につながるブームを巻き起こす。「タイムボカンシリーズ」などで知られる笹川ひろしが総監督として参加した。原作にない「ズコーッ」というコケかたの繰り返し、「ニンニン」の口ぐせなど、キャラの描写に、原作にない新味を出していた。シンエイ動画制作作品ではあるが、実際のアニメ制作はパンメディアが担当した。